まさPの雑記ブログ

まさPの趣味、普段から思っていること・感じてることなど、好きなことを好きなように色々書いていくブログです。

人に思考や言葉は残らないが、感情はずっと残る

皆さん、こんにちは。

 

元日のブログで「三日坊主を目指してがんばります」と書いたくせに、早速ブログが一日坊主になったまさPです(笑)

 

私の中では、ブログは何か書きたい衝動が出てきた時に一気にバーーーっと書くほうがいいかなと思いましたので、毎日更新とかは目指さずにムラっけ満々で書いていきたいと思いますw

 

 

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さて、本日のお話は、

 

「人に思考や言葉は残らないが、感情はずっと残る」

 

です。

 

 

 

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画像引用元:poteco『喜怒哀楽3』、写真AC


 

この年末年始、母方の祖母を家で預かっていました。

 

というのも、祖母が過ごす予定だった介護施設で、新型コロナウイルスクラスターが発生してしまったということで、急遽そうせざるを得なかったのです。

 

 

 

そして、祖母と一緒に1週間とか暮らしていて思ったのが、

 

「人に思考や言葉は残らないが、感情はずっと残る」

 

だったんですね。

 

 

 

実は、祖母ももう85歳を超えているので、認知症が入っているんですよね。

 

そうしたことから、何度も同じことを話してしまったりするのですが、そのたびに出てくるのが一緒に暮らしている家族に対するネガティブな感情なんですよね。

 

母とかは何度も諌めているのですが、一向に改善される気配はないんですよね。

(むしろ、認知症なので改善できないほうが当然かなと思います。)

 

そうした祖母を見ていると、こっちが全ての話を真剣に話を聞くとかえって疲弊してしまうので、基本的に話を聞きつつも時には適当聞き流すときも必要だなと思います。

 

介護というのは大変ですね。

 

介護士の皆様、ありがとうございます。

 

 

 

おっと、話が反れてしまった。

 

元に戻します。

 

そんな感じの祖母を見ていたり、また日々の自分の実感を見るに、人は言われた言葉とかよりも、その時に感じていた感情の方が長く残るのだなと強く感じます。

 

祖母がネガティブなことばかり話してしまうのは、祖母が家族から(注意の一環とは言え)怒鳴らているかのような強い言葉を多く聞いてきたからです。

 

そして、怒鳴られていると感じれば、「自分はだめだ」とか「辛い」とか、そうしたネガティブな感情だけが残り、その気持ちを話し続けてしまうんですよね。

 

まして、認知症なんだから言葉なんて右から左に抜けてもおかしくないわけですから、感情しか残らないと思うんですよね。

 

 

 

でも、そんな認知症持ちの高齢者だけでなくて、35歳とそこそこ若い私にも似たようなことがあります。

 

たとえば、10年以上前の大学の頃に友達たちと何を話していたのかというのは、正直なところ全然思い出せないんですよね。

 

大学時代の友達との飲み会で、その当時の話が出てきたら思い出すこともありますが、正直よく覚えていないことのほうがほとんどです。

 

でも、当時に居酒屋や友達の家、旅行先で友達と一緒に飲んだ時に感じていた “楽しい” という感情だけは今も残っているんですよね。

 

だからこそ、卒業してから10年以上が経っても、楽しいという思い出を作ってくれた彼らとも未だに友達としてやっていけるのです。

 

年に1~2回ぐらいしか会えなかったとしても、大事な友だちだと思えるわけです。

 

 

 

さて、このように人間は歳を取れば、昔話したことや考えていたことなんて、ほとんど忘れてしまうのが普通なのです。

(もちろん、色々なことを覚えている人もいると思いますが、社会的には稀だと思います)

 

であれば、僕らが気をつけていかなければならないのは、相手にポジティブな感情を感じてもらえるかどうかということなんじゃないのかなと思います。

 

 

 

「辛いな…」

 

「キツイな…」

 

自分の周りの人や大事な人が、もしもそんな言葉を言ってた時に、まずは相手の感情に寄り添ってあげられるかどうかで、その後の信頼関係が天と地の差になると思います。

 

 

 

相手が辛いと感じているのに、

 

「世の中、もっと辛いと感じている人がいるんだから頑張れよ!」とか、

 

相手が自分なりに頑張ってるのに、

 

「まだまだ行ける!もっと頑張れよ!!」とか、

 

そのように言われてしまえば、表面的には相手を励ましているつもりでも、感情が否定されていると感じられたら、相手の中には自分に対するネガティブな感情はドンドン積もり、信頼関係が壊れていくんですよね。

 

 

 

逆に、辛いと言われた時に、

 

「大丈夫?話を聞くよ」とか、

 

あるいはキツイと言われた時に、

 

「大変な中、よく頑張っているよね。何か手伝えることとかある?」とか、

 

そのように相手に寄り添える言葉を言ってあげれば、相手は自分のことを理解し励ましてもらえたと思い、自分に対してポジティブな感情が増えていき、信頼が積み重なっていくんですよね。

 

 

 

そんなわけで、人間関係を大事にしたいのなら、言葉で何をいうかよりも、相手にどんな感情を与えたいのかを少し考えた上で言葉を発する方がいいのかなと思います。

 

もし、それを考えるのが面倒くさいようであれば、少なくとも「強い言葉や厳しい言葉を極力言わないようにしよう」と決めるだけで、発する言葉も変わってくるのかなと思います。

(その考え方の時点で、既に優しいですからね)

 

 

 

改めて、皆さんは自分の周りの人や大事な人、あるいは世間に対してどのような言葉を投げかけ、どのような気持ちでいてほしいと思いますか?

 

私はできる限り、相手の意志を尊重した上で、優しい言葉をかけてあげられるような人になりたいなと思います。

(が、これは目指すべき理想のゴールで、今の自分からは程遠いので日々精進していきたいと思います)